千葉県香取郡香取町九美上の地元有志により行われていた草競馬がその前身である
その後、香取郡産馬組合にて九美上競馬場として運営
1930(昭5)年:運営母体が県畜産組合連合会に移る
1931(昭6)年:東葛飾郡行徳町本行徳の江戸川沿いの土地に移転し市川競馬場として開設
東葛飾群行徳町大洲(現:市川市大洲1〜4丁目)
同年12月18日:第一回市川競馬が開催される
千葉県内には他に
柏競馬場(1928(昭3)年〜至1952年(昭27))
松戸競馬場(1905(明38)年〜至1919(大8)年:現中山競馬場に移転)
の2ヶ所があり
当時の地方競馬規則で競馬場運営は県内3ヶ所までと定められているため
九美上競馬場の権利を買い取り市川競馬場として運営される
比較的、順調に成績を伸ばしたが
九美上競馬場からの移転時の権利買取問題が尾を引き観覧席も建設できない状態が続いた
<昭和9年春季・千葉縣畜産組合聨合會市川競馬會主催・単勝式優勝馬投票證>
1939(昭14)年:軍馬資源保護法が施行され、市川競馬場は廃場(競馬場は閉鎖され陸軍高射砲陣地)に追い込まれる
千葉県東葛飾郡行徳町本行徳
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